2024/01/01
代表理事より 年頭所感
「2024年はA2ミルク元年!」
謹んで新年のご挨拶を申し上げるとともに、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。平素よりひとかたならぬご支援をいただき、誠にありがとうございます。
昨年を振り返ると、大変動の一年でありました。特に8月に東京ビッグサイトで開催されたアグリフードEXPOに協会ブースを出展して以降、先行して販売された商品が好調な売り上げを見せていることもあり、多くのメディアに取り上げられ、一般の方へご紹介いただく機会となりました。商品や協会に関しての社会への浸透を大きく前進させることができ、現在進行形でさまざまな方面からのお問い合わせをいただくようになりました。こうしたなか、3年をかけて準備をしてきた検査体制の構築には東京農大の庫本先生や重井医学研究所の松山先生にご尽力をいただき、完成の目途を立てることができた一年となりました。
これもひとえに、関係者の皆様、会員の皆様、そして献身的に支えてくださったスタッフの皆様のおかげです。心から感謝申し上げます。
A2ミルクと当協会のさらなる発展の礎として至要たる皆様個々の目標に貢献できるよう、新たな活動計画を策定して参りました。社会への認知を広げることが一定度達成できた今、2024年を「A2ミルク元年」と定め、私達協会のあらたな課題は、A2ミルクの品質水準を制定し、信頼できる生産体制、すなわち『A2ミルク認証制度』を確立することです。
昨年より多くの報道が先行したなかで、商品へのご期待をより一層いただくなか、全国でA2ミルクの商品化が進んでおります。しかし統一した基準がないまま、流通が進むことにより、消費者の混乱を招きA2ミルクの信頼性が大きく失墜する可能性があります。
協会といたしましては、認証制度を今年2月中に確立、運用を開始し、会員企業の商品の認定を進めていく計画を立てております。消費者の皆様が安全、安心で信頼できるA2ミルクを全国でお買い求めいただけるようにすることが我々協会の大きな使命です。
新年の門出にあたり、改めて皆様のご健勝とご成功をお祈りし、本年が皆様にとって素晴らしい一年となることを心から願っております。
どうぞ今年も一般社団法人日本A2ミルク協会への変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
敬具
令和6年1月1日
一般社団法人日本A2ミルク協会
代表理事 藤井 雄一郎